指導者のご紹介

我々どもをご指導いただいている、先生方をご紹介します。


野口 芳久 のぐち・よしひさ 顧問・指揮
千葉県君津市出身。木更津高校を経て東京音楽大学に入学。指揮を三石精一、F.エッゲーマン、作曲・理論を南弘明、大場善一、ピアノを尾田綾子、高田義恵、チェロを清水勝雄、馬場省一の諸氏に師事。
1974年、同校卒業後、同大学研究科に1年在籍。1975年、東京労音例会出演。
その後、山形交響楽団、日本新交響楽団、東京佼成ウィンドオーケストラ、大阪府音楽団、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉(現千葉交響楽団)、新星日本交響楽団(現東京フィルハーモニー交響楽団)、NHK交響楽団メンバーによる管弦楽団、学習院OB管弦楽団などを各地で指揮。また東京室内歌劇場、ステファノ・オペラ劇場、二期会の副指揮を務める一方、船橋フィルハーモニー管弦楽団顧問、かずさジュニアオーケストラ音楽監督等、音楽教育活動にも従事。
平成14年度、私学研究員として東京藝術大学および大学院にて、一年間研修。

元東京音楽大学教授
(公財)君津市民文化ホール理事長
全日本リード合奏連盟理事長
全日本ハーモニカ連盟相談役
(NPO法人)すみれ会音楽コンクール審査員(アンサンブル部門)

和田 一樹 わだ・かずき 指揮
 2015年ルーマニアで開催された第6回ブカレスト国際指揮者コンクールにて準優勝を果たし、2017年にはヤシ・モルドヴァ・フィルハーモニー管弦楽団を指揮しヨーロッパデビューを果たす。オーケストラと聴衆から熱狂的に支持され、「最年少最優秀客演指揮者」の称号を楽団の総監督より受け、毎シーズンの客演を続けている。東京都出身。京華中学高等学校、尚美学園大学作曲コース、東京音楽大学指揮科をそれぞれ卒業。
2011年、ブラジルロンドリーナ音楽祭にて優秀賞を受賞しオーケストラを指揮。2009年、オーケストラアンサンブル金沢主催第1回井上道義指揮講習会にて優秀賞を受賞しオーケストラを指揮。
メディアでの活躍も多く、フジテレビ系ドラマ「のだめカンタービレ」において玉木宏、竹中直人に指揮指導、のだめオーケストラではオーケストラを指揮。アニメ「のだめカンタービレ」では音楽監修協力を務める。フジテレビ系列「笑っていいとも!」、特別音楽番組「マンマ!ミュージカ」、「(株)世界衝撃映像社」、「答えはきっと世界にある!」、日本テレビ系「ニノさん」など、定期的なテレビの出演により、クラシックの魅力を紹介している。
CMレコーディングでは東京混声合唱団との六花亭マルセイバターケーキ、江崎グリコ株式会社「ジャイアントコーン」を担当。CM内でも出演し、綾瀬はるかと共演。映画「マエストロ!」において、西田敏行、木下半太に指揮指導の他プログラム監修協力を、映画「モヒカン故郷に帰る」において、柄本明に指揮指導。映画「くちびるに歌を」では葵わかなに指揮指導の他、合唱指導、劇中歌レコーディングの指揮担当の他、指揮者役として映画に出演し、好評を博す。
    現代作曲家の作品を積極的に取り上げる活動にも力を入れ、カプースチンピアノ協奏曲第2番・4番の日本初演を行い、近年では和楽団「煌」において、和楽器合奏の大野理津作曲「夢螺狩」世界初演を指揮。
また、自身の作曲作品においては、京王電鉄・京王ライナーオリジナルBGMを作曲し、好評を得ている。京王音楽祭にて、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で初演された。
これまでに、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京佼成ウインドオーケストラ、群馬交響楽団、セントラル愛知交響楽団、東京ニューシティ管弦楽団、広島交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢、オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ、静岡交響楽団、東京ユニバーサルフィルハーモニー管弦楽団、VIVID BRASS TOKYO、横浜シンフォニエッタ、東京混声合唱団、ロンドリーナフェスティバルオーケストラ、ジョルジュエネスコフィル、ヤシ・モルドヴァ・フィルハーモニー管弦楽団など国内外で指揮活動を展開している。
2019年現在、豊島区管弦楽団常任指揮、アルテ合奏団常任指揮、リバティベルオーケストラ常任指揮、リベラルアンサンブルオーケストラミュージックパートナー。

鈴木 衛 すずき・まもる 指揮
 2012年に東京音楽大学指揮科を卒業。その後、上野学園大学にて学ぶ。指揮を広上淳一、下野竜也、汐澤安彦、田代俊文、三河正典、大河内雅彦、船橋洋介の各氏に師事。
2017年4月より日本フィルハーモニー交響楽団にてピエタリ・インキネン氏のアシスタントを務め、インキネン氏が指揮をする公演に携わる。2016年より4年間にわたり京都市ジュニアオーケストラの副指揮者を務めた。2014年と2015年には霧島国際音楽祭に参加し、高関健氏と下野竜也氏による指揮マスタークラスを受講。毎夏に静岡県のグランシップで開催される「音楽の広場」公演では、2012年と2013年の公演で副指揮を務めた。2012年にフィンランドのナーンタリで行われたヨルマ・パヌラ氏による指揮者講習会に参加し、最終日の祝賀コンサートに出演。2010年と2011年に行われた、第2回・第3回オーケストラアンサンブル金沢主催の井上道義氏による指揮者講習会ではリレーコンサートに出演。
これまでに静岡交響楽団、広島ウインドオーケストラをはじめ、数多くの管弦楽や吹奏楽の公演を指揮する他にも、オペラの分野では2016年10月に東京都世田谷区の六所神社で行われた、六所の森クラシックコンサート第30回記念公演にてビゼー/歌劇「カルメン」を指揮した。東京音楽大学在学中にはモーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」やJ.シュトラウスU世/喜歌劇「こうもり」を指揮。合唱では、2013年より四街道少年少女合唱団の指揮者として、定期演奏会等の公演を指揮。
また、毎年6月に開催される横浜開港祭での「ドリーム・オブ・ハーモニー」公演にて、2016年より3年間にわたり副指揮を務めた。
    バレエにおいては、2019年7月に千葉県の浦安市文化会館で行われた、ヒラキバレエスクール第35回記念公演にてチャイコフスキー/バレエ「眠れる森の美女」を指揮した。
船橋市で毎年開催されている「千人の音楽祭」には2019年と2020年の公演に出演し、グランドフィナーレ等のステージを指揮した。船橋フィルハーモニー管弦楽団とは2017年の第63回定期演奏会、2020年の創立40周年記念 特別演奏会、2021年の第69回定期演奏会にて共演している。

横山 俊朗 よこやま・としろう ヴァイオリン・弦楽指導
東京音楽大学付属高等学校を経て東京音楽大学卒業。1986年にNHK交響楽団に入団。 付属高校在学中に、日本学生音楽コンクール東日本大会第3位入賞する。東京音楽大学卒業時にNHK洋楽新人オーディション合格。読売新聞主催、新人演奏会出演。 ヴァイオリンは、松本善三、田中千香士、両氏に師事。 現在、NHK交響楽団、第2ヴァイオリンのフォアシュピーラーを務める。又、N響メンバーによる室内楽グループ「アンサンブルクラルテ」の第1ヴァイオリン、そのアレンジを担当。東京音楽大学非常勤講師、同付属高校非常勤講師。